コンプレッサ選定のお悩みを一気に解決!コンプレッサ選定 相談サービス
コンプレッサ選定に必要な選択肢をステップバイステップでご紹介します。圧縮空気、空気量、出力、使用地域など、
さまざまな条件を網羅していますので簡単に最適なコンプレッサの選定が可能です。
業務用モデル選定
最適なコンプレッサの選定には、圧縮空気、空気量、出力、使用地域などなど、さまざまな条件の設定が必要です。
また使用用途によって、適したエアシステムを構築するためには、関連機器の選定も重要です。
コンプレッサの簡単な選定手順
圧縮空気の種類の選定
使用する用途から圧縮空気の種類を選定してください
※各stepの右下にあるスペック検索の詳細を、選定の参考にしてください。
必要圧力の確認
使用する機械・機器の常用圧力(MPa)を確認してください
■常用圧力に対し、制御圧力の下限値が0.1~0.2MPa高い機種を選定してください。
■各機種商品ページ、商品情報の型番リストよりご確認ください。
配管の太さ、長さにより圧力降下がありますのでご注意ください
- (例)φ6ホースの場合の圧力低下
使用空気量の確認
使用する機械・機器の使用空気量(L/min)を確認してください
■使用空気量は1分間あたりの空気量です。
■各機種商品ページ、商品情報の型番リストをもとに、吐出し空気量は実際に使用する空気量より10%以上余裕をもって選定してください。
コンプレッサの吐出し空気量は、JIS B8341に従い測定しています。
その際のコンプレッサの吐出し空気量は標準吸込状態に換算した値にて表現しています。
標準吸込状態とはJIS B0142に次のように記載されています。
「コンプレッサが温度20℃、絶対圧力101.3kPa{ 760mmHg }、相対温度65%の湿り空気を吸込む場合の吸込状態」
必要な出力の選定
必要な出力(kW・PS)を選定してください (Step 2, 3より決まります)
■kW・PS換算表
kW | 0.2 | 0.4 | 0.75 | 1.5 | 2.2 | 3.3 | 3.7 | 5.5 | 7.5 | 11 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PS (馬力) |
1/4 | 1/2 | 1 | 2 | 3 | 4.5 | 5 | 7.5 | 10 | 15 |
下記表は機種選定の際の空気量によるコンプレッサ出力選定の目安です。圧力は0.8~1.0MPa仕様での吐出量となっています。
詳細は各機種の型番リストをご参照ください。
- 吐出し空気量の目安(レシプロ)
圧縮方式の選定
圧縮方式が複数ある出力レンジの場合、最適な圧縮方法を選定してください
給油タイプ
圧縮方式 | 形状 | メカニズム | 特 長 |
---|---|---|---|
レシプロ | シリンダ内部を往復するピストンの作用で、圧縮室の空間容積を変化させることにより圧縮。 | 本体吐出にバルブが必要で、構造自体トルク変動が大きく低速回転のため音・振動が大きい。但し最も安価。 音や振動が気になる場合はパッケージタイプを選定。 |
|
スクリュー | オス・メス一対二本のスクリューロータのネジ溝にできる容積変化で圧縮。 | 工場エアとして最も普及している給油式圧縮機の機構で、音・振動も小さく、中形クラスでもっとも効率も高い。 | |
無給油タイプ
圧縮方式 | 形状 | メカニズム | 特 長 |
---|---|---|---|
レシプロ | シリンダ内部を往復するピストンの作用で、圧縮室の空間容積を変化させることにより圧縮。 | 本体吐出にバルブが必要で、構造自体トルク変動が大きく低速回転のため音・振動が大きい。但し最も安価。 音や振動が気になる場合はパッケージタイプを選定。 |
|
スクロール | インボリュート曲線で構成されたラップを180°ずらした状態でかみ合わせ、両ラップに仕切られた空間の容積変化により圧縮。 | バルブが不用でもっともトルク変動が少なく、音・振動が飛びぬけて小さい。また小形クラスでもっとも効率が高い。 | |
クロー | オス・メスのロータが互いに非接触で回転し、両ロータとハウジング間に閉じこめられた空間の容積変化により圧縮。 | オイルフリー専用本体で、2段圧縮を採用し高い効率と耐久性を実現。 | |
駆動源の選定
駆動源の選定をしてください
■モーター駆動かエンジン駆動かの確認をしてください。モーター駆動の場合、電源の電圧、相、周波数(Hz)の確認も必要です。
■標準以外の異電圧については、お問い合わせください。
- 【 電圧について 】
- 各機種の仕様に掲載されているコンプレッサの電源は、3相200Vが標準仕様です。一部質量欄に単相と記載してある場合は単相100V仕様があります。
電圧の仕様
出力と電圧
出力(KW) | 電圧(V) |
---|---|
0.2kW | 100V/200V |
0.4kW | 100V/200V |
0.75kW | 100V/200V |
1.5kW | 200V |
- 【 周波数について(モーター駆動の場合) 】
- モーター駆動の場合、コンプレッサを設置する地域によって使用できる周波数に違いがあります。
周波数を間違って使用すると、性能ダウンや故障の原因になりますのでご注意ください。
騒音について
コンプレッサをお使いになる地域の騒音規制を確認してください
■コンプレッサは騒音規制法により設置前に届出が必要です。
法律上、対象となるものは7.5kW以上の機種ですが、各都道府県の条例により、それ以下の機種についても規制している場合がありますので、注意が必要です。
■工場または事業場の敷地境界線上での騒音(振動)が、その地域の規制値以下であることが求められます。
騒音レベル | 身近な音 |
---|---|
0dB | 最小可限度 |
20dB | 木葉のふれあう音 |
30dB | ささやき声 |
40dB | 市内深夜・図書館・静かな住宅地の昼 |
50dB | 静かな事務所 |
60dB | 普通会話 |
70dB | 騒々しい事務所・電話のベル |
80dB | 電車の車内 |
90dB | 騒々しい工場・大声による独唱 |
100dB | 電車が通るときのガード下 |
- ミスミ コンプレッサ購入 相談窓口
- Tel:03-6777-7545(8:00~20:00 日曜日・年末年始のぞく)
- e-mailでお問い合わせ
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※Webからのお申込みの方は、お客さま情報をご登録ください。当方よりご連絡を差し上げます。
- ※その他の商品のお問い合わせは、ミスミお客様サービス窓口(フリーダイヤル)にお電話ください。
0120-343-066(9:00~18:00(日曜日・年末年始は除く))
周辺機器の選定
周辺機器の選定をしてください
空気タンク、ドライヤ、フィルタ、ドレンなどの周辺機器が必要かどうかの確認をしてください
周辺機器の組み合わせ例
空気タンクの選定
無給油タイプ 給油タイプ圧縮機の吐出し空気量の約25%を目安にタンク容量を選定してください。
使用用途によってさまざまなバリエーションがございます。
空気タンクの役割
- 1. 圧縮機本体から吐出された圧縮空気の脈動を少なくする
- 2. 間欠的な空気消費の場合、空気消費が多量になるときに空気を補充して、圧力低下を防ぐ役割
- 3. 圧縮機本体から吐出された圧縮空気の冷却
- 4. 圧縮空気中の水分・油分の分離
ドライヤの選定
無給油タイプ 給油タイプ- コンプレッサの出力で選定する
-
KW 2.2 3.7 5.5 7.5 11 15 22 30 37 55 75
- 下記条件より選定する
コンプレッサオイルの選定
給油タイプ給油式(一部、無給油式のギア用)に使用されます。
金属の接触や圧縮熱を取る役割があります。
レシプロ式、スクリュー式、無給油式のギア用など、それぞれ粘度等級や成分が異なっています。
思わぬトラブルにつながる可能性がありますので、用途により定められている、機種に見合ったオイルを使用してください。
また、使用されているブランドのコンプレッサオイルを使用してください。
オイルアラームの選定
給油タイプ給油式(パッケージ)レシプロコンプレッサに使用します。
オイルの量が減ってくると、自動的にモーターを停止させ、圧縮機本体の焼損を防止します。
オートドレンの選定
無給油タイプ 給油タイプコンプレッサのタンク内にたまったドレンを、自動又は手動で効率よく排出することができます。
防塵フィルタキットの選定
無給油タイプ 給油タイプ塵埃の多い環境下において、コンプレッサを使用する場合は防塵フィルタキットの設置をおすすめします。
また出力によって型式が変わります。
フィルタの選定
無給油タイプ 給油タイプ給油式コンプレッサの圧縮エアの中には、通常「ゴミ」「水分」「油分」が含まれています。
水分はドライヤである程度の除去ができますし、無給油式であれば、油分も通常は問題になりませんが、「ゴミ」だけは出てきてしまいます。
そこで、圧縮エアの要求品質度合いにより、配管途中に「フィルタ」を取り付けることで要求を満たします。
減圧弁の選定
無給油タイプ 給油タイプ必要圧力をキープするために、安定した圧力調整を行います。
トランスホーマの選定
トランスホーマは空気清浄機と減圧弁をコンパクトに一体化した経済的な空気清浄器です。
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