(!)Internet Explorer 11は、2022年6月15日マイクロソフトのサポート終了にともない、当サイトでは推奨環境の対象外とさせていただきます。

キーワードからユニット事例を探す

No.000193 可動シュート

 

この事例の概要
目   的:
ワークをシューターで排出したい
状   況:
シューターへの搬送方向に障害物があり、吸着アームをスライドできない
解決方法:
ワークの搬送台とシューターをスライドさせてワークを排出させる
  • SolidWorks,IGES,Parasolid,SATなどの3D CADとDXFの2D CADデータをダウンロードできます。
    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
    また本サイトの各事例ページで記載された部品を組み合わせた場合の品質・正確性・機能・安全性・信頼性等の一切の保証は致しかねますので予めご了承ください。
    2.データの特性
    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
    当社は、CADデータの作成にあたり十分な注意をしておりますが、上述のデータの特性により、CADデータの正確性を保証するものではありません。また、当社は予告なしにCADデータを変更、追加または削除することがあります。当社は、理由の如何に関わらず、CADデータの利用、変更および削除により生じるいかなる損害に対しても責任を負うものではありません。
    4.著作権
    CADデータに含まれる一切の情報の著作権は、当社または当社取り扱いメーカーに帰属します。当該著作権は、著作権法および国際条約により保護されています。当社の事前の許可を得ることなく、上述の利用目的以外にCADデータを利用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)することはできません。また、貴社の機械設計以外の目的でのご使用(販売促進等のご使用を含む)はできません。
    上述の利用目的および法令等に違反したCADデータの利用が認められた場合、当社は、利用者に対しCADデータおよび当社のサイトの利用を禁止するほか、法的措置を取る場合があります。
    5.第三者規定
    第三者(取り扱いメーカーを含む)が権利を有するCADデータやCADデータ作成・閲覧ソフトウェアを利用する場合は、別途、第三者が定める規定に同意しなければCADデータやソフトウェアが利用できない場合がございます。またこの場合、当社は当該第三者のCADデータ及びソフトウェアの瑕疵、権利侵害等については、一切の責任を負いません。あらかじめご了承下さい。

    CADデータダウンロード

    CADデータダウンロード: ファイル形式
    生成

    ダウンロードありがとうございます。

    こちらの事例がお役に立てたようでしたら、
    Good IDEAボタンをクリックしてください。

    今後更にご利用頂ける事例を掲載していくための、
    データとして利用させて頂きます。

    CADデータに関する留意事項

    1. アセンブリデータは構想設計段階の組立図で、構造を説明するためのものです。従って、詳細な部品形状は、各種設計条件を加味して仕上げられたものではありません。
      データの一部を流用される際は、ご設計中の条件に適合した仕様に編集してください。
    2. ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
    3. ※枠で囲われた部分がサブアセンブリ単位

    4. 製作部品は寸法や形状を編集しやすいスケッチ、ヒストリーを心がけて作成しています。
    5. ユニットに使用している他社購入品CADデータは、カタログを参照し、ミスミ監修にてオリジナルで作成しています。

    ページトップへ戻る

  • 可動シュートの部品リストをCSV形式でダウンロードできます。
  • ※ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
       サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。

事例動画(クリック再生、ダブルクリックで拡大)

環境・操作性

  • ワーク自動排出機構

対象ワーク

  • 樹脂成型品
  • 外形寸法:W72×H7.5×D32[mm]
  • ワーク質量:7[g]

動作仕様・寸法

  • 外観寸法:W210×D486×H426[mm]
  • ワーク吊上げシリンダストローク:50[mm](使用ストローク50[mm])
  • 可動シュートシリンダストローク:50[mm](使用ストローク50[mm])

必要精度・荷重

  • ワーク質量+ワーク吊上げ機構の質量:0.8[kg]
  • 可動シュート機構の質量:1.5[kg]

主要部品の選定根拠

  • 吸着パッド
    • 7[g]のワークが吊上げられる吸着パッド径(ワーク吸着地の安定性を考慮して2ケ使用)
    • ワーク吊上げ機構を持ち上げられる推力
  • シリンダ
    • 可動シュートを動かせる推力

主要部品の計算工程

  • ワーク吸着負荷、吊り上げ荷重などから吸着パッド、シリンダ等を検証する
  • 吸着パッド径
    • ワーク質量(M):0.007[kg]、真空圧力(P):-40[kPa]、パッド数(n):2[個]
      安全係数(S):4(水平吊り)
      D(パッド径)=2{√(M×9.8×S×1000/(π×n×P))}
      =2{√(0.007×9.8×4×1000/(π×2×40))}
      =2.1[mm]よってパッド径:3[mm]以上でOK
      (ワークを搬送台から抜き取る為、搬送台の壁に擦れる可能性がある為
      安定性を考えφ10[mm]を選定)
  • ワーク吊上げ機構質量:0.8[kg](ボルト・配管チューブ類を考慮し、重めに算出)=7.84[N]
    • ワーク質量(M):0.007[kg]、吸着パッド(金具含む):0.0475[kg]×2[個]
      スライドプレート:0.14[kg]、フローティングジョイント:0.02[kg]
      リニアブッシュ:0.149[kg]×2[個]
      配線ブラケット1:0.08[kg]、ケーブルキャリア:0.11[kg]
  • ワーク吊上げシリンダ推力
    • 押出し推力=受圧面積(引き側)×負荷率×使用圧力=236[mm²]×0.5×0.5[MPa]=59[N]
      ワーク吊上げ機構重量:7.84[N]<59[N] 
  • 可動シュート機構質量:1.5[kg](ボルト類を考慮し、重めに算出)=14.7[N]
    • 可動シュート:1.1[kg]、フローティングジョイント:0.07[kg]
      リニアガイドブロック:0.1[kg]×2[個]
  • 可動シュートシリンダ推力
    • 可動シュートの角度:θ=30[°](水平面とシュートの角度)
    • 押出し推力=受圧面積(押し側)×負荷率×使用圧力=314[mm²]×0.5×0.5[MPa]=78.5[N]
    • ワーク吊上げ機構押上げ必要推力:m×g×sinθ=1.5×9.8×sin30[°]=7.4[N]
      7.4[N]<78.5[N]

構造の作り込みと設計の勘所

  • ワーク搬送部・ワーク吊上げ機構と可動シュートとの干渉に注意した上で、ワークの真下に可動シュートが来るようにシリンダストロークを設定する
  • リニアガイドの位置決めは2本のレールで行い、ブロックで調整する
  • 上下のストロークは短いが、別ユニットが近いので配管の経路を確実に確保する為にケーブルキャリアを使用

技術計算リンク

部品リスト

可動シュート 構成部品
No. 部品名 イメージ写真 ミスミ型式
(商品詳細は下記型式をクリック)
数量
1 ミニチュアリニアガイド ミニチュアリニアガイド SSELBZ16-150 2
2 小型シリンダ 小型シリンダ MSCFA20-50 1
3 フローティングジョイント フローティングジョイント FJRHA6-1.0 1
4 フローティングジョイント フローティングジョイント FJX5-0.8 1
5 吸着ホルダ 吸着ホルダ MVPLN10 2
6 フランジ付リニアブッシュ フランジ付リニアブッシュ LHFCDM16 2
7 リニアシャフト リニアシャフト VPFJC16-317-M6-SC250 2
8 シャフトホルダ シャフトホルダ STHCL16-MB 2
9 スピードコントローラ スピードコントローラ SPSNL6-M5 2
10 ケーブルキャリア ケーブルキャリア MHPKS204-50-8-A 1
11 マイクロフォトセンサ マイクロフォトセンサ FPMT45 2
12 ワンタッチ継手 ワンタッチ継手 MSELL6-M5 2
13 ノックピン ノックピン MSH4-15 4
14 金属ワッシャ 金属ワッシャ WSSM8-3-2.5 8
15 ばね・平座金組込六角穴付ボルト ばね・平座金組込六角穴付ボルト CBST3-8 6
16 ばね・平座金組込六角穴付ボルト ばね・平座金組込六角穴付ボルト CBST5-10 4
17 ばね・平座金組込六角穴付ボルト ばね・平座金組込六角穴付ボルト CBST6-12 3
18 ばね・平座金組込六角穴付ボルト ばね・平座金組込六角穴付ボルト CBST6-20 10
19 シリンダ用センサ シリンダ用センサ ME33L1 2
  • 上記の部品リストには、ミスミ部品のみをご案内しております。
    部品リストダウンロード(CSV)では、ミスミ部品以外の他社メーカー品、加工品のリストもダウンロード頂けます。
  • SolidWorks,IGES,Parasolid,SATなどの3D CADとDXFの2D CADデータをダウンロードできます。
    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
    また本サイトの各事例ページで記載された部品を組み合わせた場合の品質・正確性・機能・安全性・信頼性等の一切の保証は致しかねますので予めご了承ください。
    2.データの特性
    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
    当社は、CADデータの作成にあたり十分な注意をしておりますが、上述のデータの特性により、CADデータの正確性を保証するものではありません。また、当社は予告なしにCADデータを変更、追加または削除することがあります。当社は、理由の如何に関わらず、CADデータの利用、変更および削除により生じるいかなる損害に対しても責任を負うものではありません。
    4.著作権
    CADデータに含まれる一切の情報の著作権は、当社または当社取り扱いメーカーに帰属します。当該著作権は、著作権法および国際条約により保護されています。当社の事前の許可を得ることなく、上述の利用目的以外にCADデータを利用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)することはできません。また、貴社の機械設計以外の目的でのご使用(販売促進等のご使用を含む)はできません。
    上述の利用目的および法令等に違反したCADデータの利用が認められた場合、当社は、利用者に対しCADデータおよび当社のサイトの利用を禁止するほか、法的措置を取る場合があります。
    5.第三者規定
    第三者(取り扱いメーカーを含む)が権利を有するCADデータやCADデータ作成・閲覧ソフトウェアを利用する場合は、別途、第三者が定める規定に同意しなければCADデータやソフトウェアが利用できない場合がございます。またこの場合、当社は当該第三者のCADデータ及びソフトウェアの瑕疵、権利侵害等については、一切の責任を負いません。あらかじめご了承下さい。

    CADデータダウンロード

    CADデータダウンロード: ファイル形式
    生成

    ダウンロードありがとうございます。

    こちらの事例がお役に立てたようでしたら、
    Good IDEAボタンをクリックしてください。

    今後更にご利用頂ける事例を掲載していくための、
    データとして利用させて頂きます。

    CADデータに関する留意事項

    1. アセンブリデータは構想設計段階の組立図で、構造を説明するためのものです。従って、詳細な部品形状は、各種設計条件を加味して仕上げられたものではありません。
      データの一部を流用される際は、ご設計中の条件に適合した仕様に編集してください。
    2. ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
    3. ※枠で囲われた部分がサブアセンブリ単位

    4. 製作部品は寸法や形状を編集しやすいスケッチ、ヒストリーを心がけて作成しています。
    5. ユニットに使用している他社購入品CADデータは、カタログを参照し、ミスミ監修にてオリジナルで作成しています。

    ページトップへ戻る

  • 可動シュートの部品リストをCSV形式でダウンロードできます。

ページトップへ戻る