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αセルロース(繊維素の中で、重合度の高い純粋なセルロース)99%以上のセルロース繊維を原料としている。
定性ろ紙は、本来、分析試料中に存在する物質の検出に使われるが、安価で寸法も豊富にあり、
研究室や生産現場で、幅広い目的に利用されている。
定性ろ紙のなかでは、濾過速度の速いろ紙。
水酸化鉄のような粗大沈殿物の濾過に適している。
JIS P 3801に規定される1種に相当。
主要用途:染色試験、粘稠液の濾過(油・果汁など)。
定性ろ紙のなかでは、厚く、濾過速度の速いろ紙。
沈殿物をよく保持し、精密さを必要とする定性分析において一般用に用いられるろ紙。
JIS P 3801に規定される2種に相当。
主要用途:一般定性分析、理化学実験、析出結晶分別、硫黄分析(石炭・コークス・木炭など)。
定性ろ紙のなかでは、濾過速度が速く、粗大沈殿物の濾過に適している。
性能は、No.1に近く、ろ紙表面に凹凸をつけたクレープ状ろ紙で、粘稠液の濾過や迅速な濾過を必要とする場合に使用される。
※窒素分析には、使用できません。
主要用途:細菌培養液の濾過、粘稠液の濾過。
紙質は硬く、強さもあり、減圧、加圧にも使用できるろ紙。
No.2より、さらに細かい沈殿物の濾過に適している。
液体中に微量に含まれる物質を分析、濾過する場合に使用される。
JIS P 3801に規定される3種に相当。
主要用途:硫酸バリウムの濾過。
定性ろ紙は、ジメチルスルホキシドに耐性がありません。
ブフナー漏斗を使用して濾過する場合、漏斗の穴径や濾過の圧力によっては、ろ紙に穴が開くおそれがあります。
そのような場合は、メッシュシートなどのサポートを敷いた上にろ紙をセットしてください。
製法や原料に由来する製品の特性上、微量分析の結果に影響を与えるおそれがあります。
このため、濾液や捕捉物の微量分析を行う場合は、ブランク値の測定を行ってください。

使用イメージ
| 品名 | 定性ろ紙 | |||
|---|---|---|---|---|
| No.1 | No.2 | No.101 | No.131 | |
| JIS P 3801 | 1種 | 2種 | - | 3種 |
| 質量(g/m2) | 90 | 125 | 80 | 140 |
| 厚さ(mm) | 0.20 | 0.26 | 0.21 | 0.25 |
| 濾水時間(S) ※1 | 45 | 80 | 50 | 240 |
| 吸水度(cm) ※2 | 9.0 | 8.0 | 8.0 | 6.0 |
| 破裂強さ(kPa) ※3 | 79 | 122 | 127 | 147 |
| 湿潤破裂強さ(kPa) ※4 | 7 | 8 | 34 | 8 |
| 保持粒子径(μm) ※5 | 6 | 5 | 5 | 3 |
| 灰分(%) | 0.1 | |||
| 最高使用温度(℃) ※6 | 120 | |||
| pH範囲※6 | 0~12 | |||
※1 濾水時間:JIS P 3801により、ヘルツベルヒろ過速度試験器を使用し、10cm2のろ紙面において、20℃、100mLの蒸留水を0.98kPaの圧力により濾過する時間。
※2 吸水度:細長いろ紙を20℃の水中に立て、10分間に上昇する水の高さ。
※3 破裂強さ:JIS P 8112により測定した圧力。
※4 湿潤破裂強さ:試料を水に浸漬後、JIS P 8112に準じ、測定した圧力。
※5 保持粒子径:JIS Z 8901で規定された7種粉体分散水を自然濾過した時、90%以上を保持できる粒子径。
※6 最高使用温度、pH範囲は、圧力、時間などの条件により異なりますので、目安としてください。
αセルロース99%以上のセルロース繊維を原料としている角形定性ろ紙。
【特長】
・安価で寸法も豊富。
・No.1:JISP3801に規定される1種に相当。
・No.2:JISP3801に規定される2種に相当。
・No.101:定性濾紙の中では、濾過速度が速く、粗大沈殿物の濾過に適している。
・No.131:JISP3801に規定される3種に相当。
【用途】
・分析試料中に存在する物質の検出に。
・研究室や生産現場で、幅広い目的に。


アドバンテック東洋
アドバンテック東洋 角形定量ろ紙 100枚入

通常価格、通常出荷日が表示と異なる場合がございます
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