NITOFLONとは?
NITOFLONはNittoが製造するふっ素樹脂製品の登録商標です。
優れた耐薬品性Y耐熱性・電気特性など、数々の特長をも“ふっ素樹脂”。しかし、これまではその特性ゆえに加工が困難で用途も限られてきました。
Nittoでは、表面処理技術をはじめ、精密加工技術、異素材との複合など、独自の応用加工技術によってこれらの問題点を解決。
またアメリカの難燃規格であるUL規格取得を実現するなど、ふっ素樹脂の新しい可能性をひらきました。
エレクトロニクスから家庭用品にいたるまで、NITOFLONは幅広い分野で活用されています。
ふっ素樹脂の6つのポイント

1.優れた耐熱性
連続使用温度範囲は-100℃~+260℃、融点は327℃という優れた耐熱・耐寒性をもっています。

2.すべりのよさは、固体物質中No.1
あらゆる固体物質の中で最も低い摩擦係数をもち、すぐれた自己潤滑性があります。

3.電気絶縁性がバツグン
誘電率・誘電正接とも固体物質の中で最少。広範囲の周波数・外的環境に対しても安定しているため、高周波絶縁材料に最適です。

4. 薬品にも強い
安定した分子構造をもっているため、ほとんどの工業薬品や溶剤にもおかされることがありません。

5. 粘着物がくっつかない
粘着性の物質が付着しにくいという特性があり、離型用途にも最適です。

6. 耐候性はピカイチ
可視光線や紫外線・湿気などからほとんど影響を受けず、屋外での長期使用にも適しています。
特長
- ・すぐれた耐薬品性をもち、硝酸・硫酸・塩酸・リン酸などの酸、苛性アルカリ、アンモニアなどのアルカリにもほとんど侵されません。
- ・少ない誘電損失・高い絶縁抵抗・破壊電圧などすぐれた電気特性をもっています。誘電率・誘電正接ともに最小で、体積抵抗も極めて高く、しかも広範囲の温度・周波数にわたって安定しているため、高周波絶縁材料に使用できます。
- ・-100℃から260℃の高温まで、広い連続使用範囲を持っています。
- ・非粘着性と離型性にすぐれ、粘着性の物質も付着せず、粘着性の物質と接触しても容易に離型できます。
- ・すぐれた耐候性と耐湿性を発揮します。
- ・耐炎性にすぐれています。
※No.900ULのみの特長になります。

No.900UL:PTFEフィルム。
No.901UL:片面接着処理PTFEフィルム。
No.902UL:両面接着処理PTFEフィルム。
製品特性
| 項目 | 単位 | 特性値 | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| N0.900UL/N0.901UL/N0.902UL | ||||||||||
| 総厚さ | mm | 0.05 | 0.08 | 0.1 | 0.13 | 0.18 | 0.3 | 0.5 | 1.0 | |
| 引張強度 | Mpa | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 50 | 45 | 40 | |
| 伸び | % | 300 | 300 | 310 | 320 | 330 | 330 | 370 | 400 | |
| 絶縁破壊電圧 | kV | 6.0 | 8.3 | 9.6 | 11.6 | 14.1 | 19.5 | 26.7 | 37.7 | |
| 誘電率(1MHz) | - | 2.1 | ||||||||
| 体積抵抗率 | Ω・cm | 1×1017以上 | ||||||||
| 耐アーク性 | sec | 180以上 | ||||||||
| 吸水性 | % | 0 | ||||||||
| 耐熱性(重量減少率) | % | 0 | ||||||||
| 耐薬品性 | 硝酸(60%) | % | 0 | |||||||
| 水酸化Na(40%) | % | 0 | ||||||||
| アセトン | % | 0 | ||||||||
| 比重 | - | 2.1~2.3 | ||||||||
| 動摩擦係数 | - | 0.1 | ||||||||
| 耐炎性 | - | VMT-0(0.02~0.24mmt)/V-0(0.25mmt以上) | ||||||||
| 融点 | ℃ | 327 | ||||||||
※記載の数値は、測定値の一例であり、保証値ではありません。
使用用途
- ・スラストワッシャー
- ・モータ、トランスのコイル絶縁
- ・FRP・CFRP成形用離形
- ・エラストマー複合品
- ・ACF(異方導電フィルム)の圧着離型
- ・燃料電池用触媒担持炭素層の転写離型




































