調整締結部品・ピン・小物部品
- ノックピン・段付きピン・スプリングピンは、円筒軸形状の部品で2個の部品に同径の穴を加工し、この穴にこの部品を圧入して、両部品の位置決めまたは一体化を行う機械要素部品である。 構造・用途・使用事例 選定のポイント 使用する際のポイント 構造・用途・使用事例 構造 ノックピン、段付きピンは、その外径が+公差に仕上げられているピン構造で、図1に示される形状となっている。(最近は外径がh7、g6のピンも存在する。) 図1.ピンの種類と特長タグ:
- マグネットとは強磁性体で吸着力を発生する永久磁石とも呼ばれ、鉄鋼の金属部品の吸引・固定などに使用される機能材料である。 性質・用途・使用事例 選定のポイント 性質・用途・使用事例 性質 マグネットは従来のフェライト材、アルニコ材に加えてネオジム、コバルトの希土類磁石の登場によってその吸着力が著しく増大した。表1に磁石の種類と特徴を示す。 表1.マグネットの種類と特徴タグ:
- 溝付き一般荷重用スプリングピンの形状・寸法 スプリングピンの取付孔の直径は、スプリングピンと呼び径と同じとし、取付孔の寸法公差は、JIS B 0401-1 で規定する寸法公差H12とする。 スプリングピンを取付孔に入れたとき、溝部の辺が全面で接触してはならない。 溝付き一般荷重用スプリングピンには面取りの量aの規格がない。 注釈 溝付きスプリングピンの外径は、次による。 外径d1の最大値:ピン円周上の外径の最大値とする。 外径d1の最小値:ピン円周上のD1、D2およびD3の3か所の外径平均値とする。タグ:
- 特長 ネオジム磁石 現在ある材質の中で磁力が最も強く、小さなサイズで大きな磁力を発揮できます。非常に錆びやすいのが欠点です。コバルト磁石とともに希土類磁石とも呼ばれています。 コバルト磁石 正式名称はサマリウムコバルト磁石といい、ネオジム磁石に次いで磁力が強い素材です。また、錆びにくく高温にも強いのが長所です。機械的強度は劣り、非常に割れやすいので取扱いに注意が必要です。 フェライト磁石 磁力は弱いですが、比較的保磁力が高いので減磁しにくい素材です。 機械的強度には劣り、割れやすいので取り扱いには注意が必要です。 アルニコ磁石 温度に対する優れた特性を持ち、機械的強度に優れています。タグ: