空圧関連部品

空圧関連部品では検出機器や制御バルブ、リレー、増圧弁、エアタンク、エアランプ、ポジショナなど多数の製品を取り扱っています。これら全ての部品が連携して働き、効率的なシステム作動を可能にします。これらの部品は長期間利用した場合に劣化や損傷、摩耗による性能低下や故障が発生するため、定期的なメンテナンスと必要に応じた交換が必要です。
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エアータンク:一時的に圧縮空気を貯蔵するための容器で内部に高圧空気を保持し、コンプレッサーからの空気供給と機器への空気供給との間で緩衝の役割を果たします。エアータンクがあることでコンプレッサーが連続して空気を圧縮する必要がなくなり、エネルギー効率が向上すると同時に、設備への均一な空気供給を確保します。
増圧弁:増圧弁は、流体の圧力を上げるための装置で、ポンプやコンプレッサー等と連携して動作します。低圧側から供給される流体を受け取り、内部メカニズムを使用してその圧力を高めます。
調圧弁:調圧弁は、流体の圧力を特定の範囲内に保つための装置です。この弁は流体の圧力が設定値以上に上昇すると自動的に開き、超過分を排出することで圧力を一定に保ちます。反対に流体の圧力が設定値未満に下がると閉じて、圧力が低下しないようにします。
ポジショナ:ポジショナは、一般に制御弁等の位置制御を行うためのデバイスで、外部から入力信号を受け取り、出力装置側へ変換して制御弁等の位置を調整します。また実際の対象の位置について機械的にフィードバックをもらい微調整を行います。
リレーバルブ:中継機器として利用されます。空気圧信号を受け取り、それに基づいてシーケンス動作を行わせるために用います。


【空圧関連部品技術情報】
増圧器の特長と用途、仕組み
エアユニット/エアフィルター/レギュレーターの特長
空気圧基本回路(空気圧回路と制御技術の基礎-1)
空気圧シンボル記号(空気圧回路と制御技術の基礎-2)
空気圧回路の全体構成(エアー駆動アクチュエータと周辺技術-3)

合計 52

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