コンタクトプローブ

コンタクトプローブとは、電子回路の動通検査に用いるピン状のプローブの一種です。プランジャ(可動部)と、バレル(本体)、ばねで構成されています。IC・電子部品などの半導体デバイスや基板、数10~数100本の導通が必要な現場で使用されることが多いです。先端のプランジャはニードル、フラット、球状(SR)などを含め多岐にわたり、導電性に優れた金メッキのものや、メッキ不要のパラジウム合金のものなどがあります。接触するだけで電気信号などを通すので、プランジャの先端形状だけでなく、接触抵抗やばね圧、ストローク、直径・長さを含むサイズなどの選定が重要です。先端の摩耗によりコンタクトプローブの交換が必要な場合は、プローブを抜き差しするだけで交換が可能です。

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