超硬テーパボールエンドミル

超硬テーパボールエンドミルとは、マシニングセンターやフライス盤に取付けて、金属等を削る切削工具です。底刃がボール状で側面刃は斜めのテーパ形状になっており、曲面溝やリブ等のテーパー壁面加工に使用します。母材の超硬は、タングステンカーバイトをコバルトやニッケルのバインダーで焼結したものからつくられ、硬度が高く耐熱性がある特徴を持っています。コーティング付は耐摩耗性を改善し、切削速度も速くすることができます。従来では困難であった高硬度鋼の加工も可能となりました。刻印文字加工に適した1枚刃の半月タイプや、金型のランナー溝加工に適したランナー溝用超硬テーパボールエンドミルなどもございます。底刃のRと側刃のテーパー片角度、刃数を加工内容に合わせて選択してご使用ください。

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