直動部品
- 特長 許容荷重 潤滑 寿命 はめあい 防錆能力比較試験(参考) 特長 リニアブシュはシャフトと組合せて使用され、ボールの転がり運動を利用して無限直線運動を実現する直動システムです。 低摩擦かつ高精度で直線運動をし、半導体製造装置・電子部品製造装置・食品包装機械ほか、広範囲にわたって使用されています。タグ:直動部品,
- ●荷重計算 リニアシステムは、物体の重量を支えながら直線往復運動を行なうため、物体の重心位置、推力作用位置、また起動停止や加速、減速の速度変化などでリニアシステムにかかる荷重が変化します。リニアシステム選定の時にはこれらの条件を十分に考慮する必要があります。 表-5 使用条件と荷重計算式タグ:直動部品,
- 許容荷重 ●基本動定格荷重(C) 基本動定格荷重とは、一群の同じリニアシステムを同じ条件で個々に走行させたとき、そのうちの90%が転がり疲れによる材料の損傷がなく50×103m走行できるような方向と大きさが一定の荷重をいいます。 ●基本静定格荷重(Co) 基本静定格荷重とは、最大応力を受けている接触部において、転動体の永久変形量と、転動面の永久変形量の和が転動体の直径の0.0001倍となるような静止荷重をいいます。 ●静的許容モーメント(MP、MY、MR) モーメント荷重が作用した時に受けられる静的なモーメント荷重の限界値を、基本静定格荷重Coと同様な永久変形量によって定めます。 ●静的安全係数(fS) 静止時や、低速運動時に受けられる、基本静定格荷重Coは、使用条件によっては、表-1に示す静的安全係数fSで除して用います。
- ※アイアンラバー®はNOK株式会社の登録商標です。 許容張力 表10:ジョイント加工ベルト(アイアンラバー®) 許容張力表 〔単位:N〕
- アイアンラバー®ベルトはベルトに加わる負荷トルク(Nm)もしくは伝動容量(kW)をもとに選定します。 ※アイアンラバー®はNOK株式会社の登録商標です。 選定条件 選定に必要な条件
- 10. 駆動トルク ボールねじの摩擦特性と駆動モータの選定 10-1. 摩擦と効率 ボールねじの効率ηは摩擦係数をμ、ねじのリード角をβとすると次式で示されます。
- 6. 寿命 ボールねじの寿命とはボール転動面、あるいはボールのいずれかに繰返し応力による疲労のため剥離現象が生じ始めるまでの総回転数、時間、距離をいいます。ボールねじの寿命は基本動定格荷重から求めることができ、次式により計算できます。
- 4. 許容軸方向荷重 許容軸方向荷重とは、ねじ軸が座屈を起こす可能性のある座屈荷重に対して安全性を確保した荷重のことです。 ねじ軸にかかる軸方向最大荷重は許容軸方向荷重以下である必要があります。 許容軸方向荷重は次式により計算することができます。 また、表1.の許容軸方向荷重線図よりねじ軸径ごとの許容軸方向荷重を簡易的に確認することも可能です。
- ヘパ・ウルパフィルタユニットの特長 一般工業用クリーンルーム機器で、ヘパISOクラス5~9、ウルパISOクラス3~6に対応ができます。 100V, 200Vの電源仕様があります。 吹出口清浄度は、ヘパISOクラス5、ウルパISOクラス3です。 風量の種類はヘパ1,3,5,10,15,25m3/min、ウルパ2.5,4,7,13,20m3/minがあります。 プレフィルタの標準取り付けにより粗塵を捕集し、ヘパあるいはウルパフィルタの交換時期をのばすことができます。 動作中を示すLEDがフィルタ下面中央部にあり、動作確認を外部から目視できます。(風量1シリーズ除く) ヘパ・ウルパの規格 JIS規格では定格流量で粒径が0.3μmの粒子に対して、99.97%以上の粒子捕集率をもち、かつ初期圧力損失が245Pa以下の性能を持つフィルタをHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタ(高性能フィルタ)と呼びます。タグ:直動部品,
- ギリシャ文字(JIS Z 8000-1:2014 より抜粋) 元素の名称と記号 ギリシャ文字(JIS Z 8000-1:2014 より抜粋) 読み方 直立体 斜体 アルファ
- 金属材料の物理的性質 材質 比重 熱膨張係数 縦弾性係数 ×10−6/℃ N/mm2 {Kgf/mm2} 軟鋼 7.85 11.7 205800 {21000} <
- ボールねじは大きく「研削ボールねじ」と「転造ボールねじ」の2つに分類できます。ボールねじを構成する部品は「研削ボールねじ」と「転造ボールねじ」では大きな違いはありません。したがって、ボールねじの製造方法の主な相違点は、(1)ねじ軸の造り方、(2)ボールねじの性能に応じた性能の造りこみと検査の2つといえます。以下に概要を解説します。 (1)ねじ軸 ねじ軸の製造プロセスを単純化すると、次の流れになります。
- ここでは、超精密位置決め用ボールねじの寿命(広義の寿命)について、事例を用いて解説します。 与圧ボールねじの場合の寿命異常について 国内のモノづくりの高付加価値化指向に伴い、ボールねじの性能は超精密高剛性性能の使用頻度も増加しています。この様な製品の場合には、前回の寿命時間の算出値とは異なる、局部的な損耗等による性能劣化(位置決め性能の劣化)が寿命となってきます。 以下のデータは、与圧ボールねじの寿命に関する事例です。
- ボールねじは鋼球を用いた転がり軸受の技術に基づく製品設計のため、製品の寿命時間に関する算出式など、理論体系がしっかりしています。
- ボールねじの静音化は、ボールねじが使用される環境が過去の生産工場のみではなく、オフィスや病院、食品産業の生産ラインなど静かな環境(すなわち、騒音レベルの低い環境)で使用される場面が増えている事によります。さらに、静音化は省エネや長寿命化にも繋がる機能向上のため、必然的な性能アップのニーズです。 (1)ボールねじの静音について 転がり軸受や転がり軸受方式の直動案内のリニアガイドとボールねじの3者について、それらの構造上の違いと騒音発生状態を比較します。
- ボールねじの高速化は、電子部品の実装機やロボット、NC工作機械の重要ニーズへの対応課題の一つです。ここでは、高速化のための技術について解説します。 (1)ボールねじの高速化 ボールねじはモーターの回転を直線運動に変える機構要素のため、高速化は次の2つの手段となります。 (1)1回転に対する直線運動距離を長くする → 大リード化 (2)回転数を高くする → 高速回転化(かつ高精度化を両立) ボールねじの高速化のニーズは、高精度性能を伴う要求のため(1)と(2)を両立させる必要があります。 (2)高速回転化の課題 ボールねじの高速化には、次の難易度の高い課題があります。

