ミスミフレームズ
USER'S VOICE 番外編

筑波大学宇宙技術プロジェクトSTEP

学生主体でロケット開発に挑戦
試験設備を支えるMISUMI FRAMES

筑波大学宇宙技術プロジェクトSTEPは、ハイブリッドロケットや超小型模擬人工衛星(CanSat)の
開発に取り組む学生団体。
約40名のメンバーが所属し、ロケット部門、衛星部門、総務部門に分かれながら、設計から製作、
試験、打ち上げ運用までを自ら実行。
毎年夏に開催される「能代宇宙イベント」での共同実験を目標に活動中。
さらに今年は、技術力向上と安定した開発体制の構築を目指し、自作エンジンの開発にも挑戦。
彼らの活動やMISUMI FRAMESの活用についてインタビューしました。

筑波大学宇宙技術プロジェクトSTEP

PROFILE

筑波大学宇宙技術プロジェクトSTEP
(左から)門田優空さま 池野雅理さま 杉山咲穂さま 
PROFILE PROFILE PROFILE

1
「ものづくりがしたい」学生たちが集まるロケット開発チーム

− まず活動内容について教えてください

池野さま 私たちは航空宇宙工学と技術の研究開発を行う学生団体です。
技術者になるためのトレーニングの場として、ロケットや超小型模擬人工衛星(CanSat)といった宇宙に関する技術を題材に、ものづくり中心の活動を行っています。
活動はハイブリッドロケットを開発する「ロケット部門」と、超小型模擬人工衛星(CanSat)の開発を行う「衛星部門」の2つに分かれています。
ロケット部門はさらに、機体設計や飛行シミュレーションを担当する「機体班」、エンジンや燃料供給系の開発を行う「エンジン班」、センサーや通信システムを担当する「電装班」に分かれ、それぞれ専門的な役割を担っています。

  • ▼機体班

    機体班
  • ▼エンジン班

    エンジン班
  • ▼電装班

    電装班

門田さま 開発だけでなく、クラウドファンディングや広報活動、会計管理なども学生自身で行っており、学部や専門分野を問わず集まっています。

− 宇宙技術プロジェクトということは昔から宇宙分野に興味があったのですか

池野さま 実は宇宙自体に強い興味があったのではなく「ものづくりがしたい」という思いがきっかけでこの団体に出会いました。

杉山さま 私も同じくものづくりがしたくて探していたところロケットづくりが一番面白そうだと思って入りました。

門田さま 文系の学部に所属しているのですが、ものづくりに興味があり、宇宙が好きなのでこの団体に入りました。

池野さま 筑波大学には航空宇宙系の専門学科がないため、「宇宙が好きだから」という理由だけでなく、「実際に手を動かしてものづくりをしたい」
「本格的な開発に携わりたい」という思いから参加する学生の方が多くいるかもしれません。

2
エンジン燃焼試験設備にMISUMI FRAMESを活用

− アルミフレームはどのような用途で使用しますか

池野さま STEPでは、ロケットエンジンの性能を確認するための燃焼試験設備にアルミフレームを使用しています。
試験設備はエンジンを固定し、燃焼時に発生する推力を計測するための治具です。
燃焼時にはエンジンが前方へ力を発生させるため、ガイド機構を設けることで、推力を安定して計測できる構造になっています。

池野さま この設備は代々受け継がれてきたもので、現在も継続して使用しています。
ロケット開発は試験と改良を繰り返すため、設備を長期間使いながら仕様変更に対応できることが重要です。

  • エンジン燃焼試験設備にMISUMI FRAMESを活用
  • エンジン燃焼試験設備にMISUMI FRAMESを活用

− MISUMI FRAMESを使い始めたきっかけと活用状況について教えてください

池野さま 設備を先輩方から受け継ぐ中でMISUMI FRAMESを知りました。
以前使用していたロードセル(力の大きさを計測するセンサ)の性能低下に伴い、新しいものへ交換する必要がありましたが、MISUMI FRAMESを使用していたことで大掛かりな架台改修を行うことなく対応することができました。

門田さま 私は高校生の頃から部活でミスミの部品を使うことがありました。
アルミフレームを探していく中でMISUMI FRAMESに出会い、使ってみたのがきっかけです。
普段からCADを使用した設計をしているため操作にはすぐ慣れましたね。

杉山さま 最近ではペットボトルハイブリットロケットの架台設計に使用しているメンバーもいました。
軽量な機構のため高い剛性は求められないことから20×20のアルミフレームを用いています。

  • エンジン燃焼試験設備にMISUMI FRAMESを活用
  • アルミフレーム

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トライアンドエラーを繰り返す開発現場に最適

トライアンドエラーを繰り返す開発現場に最適

- MISUMI FRAMESはどんな人に最適なソフトだと思いますか?

池野さま ロケット開発では、一度製作して終わりではなく、試験結果をもとに改良を重ねながら性能向上を目指します。そのため、設備にも柔軟性と拡張性が求められます。

池野さま ロボコンや学生フォーミュラ、鳥人間コンテストなど、何度も改良や試験を繰り返す学生プロジェクトとの相性は良いと思います。
MISUMI FRAMESは細かな寸法調整がしやすく、トライアンドエラーに対応しやすい製品だと感じています。

4
今後について

今後について

- 今後の活動について教えてください。

池野さま 現在の大きな目標は、毎年夏に秋田県能代市で開催される「能代宇宙イベント」でのロケット打ち上げです。
全国の大学や学生団体が集まり、それぞれが開発したロケットの打ち上げや実験を行う場となっており、STEPもこのイベントに向けて機体やエンジンの開発を進めています。

門田さま 自作ハイブリッドロケットエンジンの開発も始動しました。
これまでは市販エンジンを使用していましたが、供給が限られていることや、より高度な技術に挑戦したいという思いから、自分たちでエンジンの設計・開発を行うプロジェクトをスタートしました。
エンジンの設計、製作、燃焼試験、運用には多くの費用が必要になるため、現在はクラウドファンディングにも挑戦しています。
自作エンジンの実現には数多くの試験とトライ&エラーが欠かせませんが、メンバー全員で力を合わせて開発を進めています。

宇宙技術プロジェクト STEP

事業内容
ハイブリットロケットや超小型模擬人工衛星(CanSat)の製作・運用を行う学生団体
URL
https://www.stb.tsukuba.ac.jp/~step/about/

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つくば発 自作エンジンを開発し"純つくば産ロケット"を飛ばしたい!

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