
株式会社安川電機
多品種・複雑化するロボット設備設計の中で
「ミス削減」と「提案力向上」を実現
株式会社安川電機(福岡県北九州市)では、ソリューションコンセプト
「i3-Mechatronics」で、工場の生産ラインの自動化に加えてデジタルデータを
活用することで、お客さまのものづくりにおけるさまざまな課題解決に貢献しています。
このたび、この考え方を背景にロボット設備の提案から設計・立ち上げまで一貫して対応されている鐘江さまに、MISUMI FRAMESの導入経緯や活用効果についてお話を伺いました。



“設計負荷”と“ミス発生”という課題
− まず業務内容について教えてください
鐘江さま 弊社ロボット事業部では、ロボット技術やモーション技術を活用しながら、お客さまの生産設備における課題解決を行っています。
私自身は、生産設備全体のロボットシステムを取りまとめるエンジニアリング業務を担当しており、提案段階から設計、施工管理、現地立ち上げまで一貫して対応しています。
− インストールしたきっかけは?
鐘江さま 設備設計では多くの部品を扱うため、 過去には部品リストの長さ違い・型番違いなどのミスが発生してしまうという課題がありました。
そんな中、2022年頃、ミスミさんのホームページでMISUMI FRAMESを知り、ちょうどお客さまへの提案機会があったことから、「これは使えるかもしれない」と導入を決めたのが最初のきっかけです。
− 実際にMISUMI FRAMESを使ってみた使用感はいかがでしたか?
鐘江さま 普段は2D / 3D CADを使っているのですが、MISUMI FRAMESも違和感なくすぐに使い慣れることができました。
インストールしてすぐ使い方のサポートページを見ました。マニュアルや動画など充実していたため十分に理解でき、スムーズな導入・活用につながりました。


提案段階で活きる“認識合わせ”のスピードと、設計ミスの劇的減少
− MISUMI FRAMESで設計するメリットはなんですか?
鐘江さま 主に提案段階や要件定義段階で、画面をお客さまと一緒に見ながら認識合わせを行うときに使っています。
CADだけで構成を説明するよりも、お客さまの理解が格段に早くなり、設計変更のやり取りもスムーズになりました。
鐘江さま さらに大きなメリットがミスの削減です。
以前は、寸法変更後に部品名称が更新されていない、型番の紐付け漏れなど、CADならではのミスがどうしても発生していました。
MISUMI FRAMESを使うようになってからは、「型番間違い」「長さ違い」などのケアレスミスが明らかに減り、作業が非常に楽になりました。
− 導入後に感じた課題や、今後の改善点があれば教えてください。
鐘江さま MISUMI FRAMESの操作性は全体的に非常に分かりやすく、直感的で、特に大きくつまずく部分はありませんでした。
3D CADの経験者であればすぐに使いこなすことができ、 私自身も導入後すぐに業務に活かせています。
一方で、現場での課題としては、クリーンルームなど電波が届かない場所でも使えると活用範囲が広がります。
また、出力される中間ファイルがメッシュ分割され、曲線が簡略化されてしまうのが少し気になります。
リアルな形状で提案資料にスクリーンショットを載せられたら嬉しいですね。


活用を広げていきたい
− 今後はどのように活用できそうですか?
鐘江さま 設備設計にて手早く架台を作成したいときにMISUMI FRAMESが便利です。
安全柵も作図できると伺っているので機会があれば使ってみたいと思います。


