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自動で追加工が反映されるとき、手動で追加工を設定したいとき

アルミフレームで筐体を設計していると、追加工を指定するためにカタログでの確認が必要になることが多くあると思います。
指定を間違えていたり、漏れがあったりしますよね。
ですが、Framesは選んだ部品に合わせて追加工も自動で反映されます！追加工に詳しくなくても、難しいことは考えなくて良いんです。

なかには、パネルは別で購入するためブラケットに手動でパネル取り付け穴追加工の指定をしたいときもあると思います。
もちろん、Framesでは手動でも追加工を指定できます。

自動での追加工反映

取り付けに追加工が必要な商品を配置したときは、相手部品に自動で追加工が反映されますので、特別な操作は不要です。
※配置した商品を削除した場合は、相手部品への自動追加工も合わせて削除されます。

以下自動追加工の一例をご紹介します。

（1）ブラケット: パネル取り付け用の側面タップ穴
（2）フレーム: ジョイント利用時のレンチ穴、タップ穴、各ジョイント取り付け用の穴
アジャスタパッド利用時のタップ穴
（3）パネル: パネルサポートブラケット配置用取り付け穴
ジョイント利用時の切り欠き

[図]

各追加工についての詳細はアルミフレーム総合情報をご参考ください。

手動での追加工設定

手動でもアルミフレームとブラケットに追加工の指定ができます。扉用フレーム・安全柵フレームにも追加工の指定が可能です。
パネルを別で購入するときのブラケットへの側面タップ穴加工や、アルミフレームへの端面タップ追加工・ザグリ穴追加工などにご利用ください。

左側メニューより「追加工」をクリックし、追加工する部材を選択して指定してください。
追加工する部材を選択するときに複数部品を選択すると一括で指定ができます。
（マウスのドラッグや「Ctrl」または「Shift」を押下したまま部品を続けてクリックすると複数選択ができます）

手動での操作手順の詳細は操作マニュアルP121「追加工作成」をご確認ください。

※ 手動で指定した追加工は、商品変更を行うとリセットされます。
※ 以下の方法でも追加工の編集ができます。

（1）部品を選択し、表示された部品編集メニューから「追加工」を選択
（2）部品を選択し、画面左上の部品リストから「変更」をクリックし、「追加工情報」のタブをクリック

手動で指定した追加工は部品リスト上で型番がグレーで表示され、
自動反映の追加工と区別できます。

追加工の設定画面でも、手動で指定した追加工と自動で反映された
追加工が区別できます。

追加工機能のよくあるご質問

Q追加工を手動で指定しても反映されません。

「完了」ボタンや「確認」ボタンのクリック忘れの可能性があります。以下ご確認ください。

例）タップ追加工

追加する場所の矢印をクリック後、
3D画面上の「完了」ボタンをクリックする

[図]

例）カバー取付穴追加工

「追加工選択」画面からカバー取付穴（C穴）追加工を選択し、
「追加」をクリック後「追加工設定」画面上で「確認」ボタンをクリックする

[図]

Q追加工が3D画面上に反映されません。

3D画面上には追加工は反映されません。
型番に反映されていますので、左上の部品選択リストで型番をご確認ください。

QFramesから中間ファイルを出力してCADへインポートしたら追加工が反映されていません。

3Dモデルには追加工が反映されません。

Qエラーになりました。

以下の要因でエラーが起こります。
・同じ場所に重複して追加工が指定されている（既に自動で追加工が反映されているところに手動で追加工を指定した場合も含む）
・複数の追加工同士が干渉している
・フレームに追加されている追加工の数が規格を超えている

Q使いたい追加工が一覧に表示されません。

対応していない追加工は表示されませんので、商品ごとのカタログページをご確認ください。
また、以下の追加工はFramesで非対応のため指定できません。

アルミフレーム	・フレームの高精度カット、45度カット・フレームキャップ厚み分位置移動（Frames上では、フレームキャップ配置時に「キャップ分を凹ませて取り付け」をチェックすると自動でフレームが3mm短くなります）・固定位置レンチ穴（指定位置のみ利用可）
パネル	・4コーナー逃げカット・コーナーR加工・コーナーカット

Qフレームに複数の指定位置レンチ穴を追加できますか。