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こんにちは、ミスミコンベヤチーム お客さまご相談センターの中村です。
コンベヤチームスタッフによるコンベヤの紹介と選び方を気楽にわかりやすく、紹介します。
みなさん、ベルトコンベヤ特有の調整というと、何を想像しますか。
このメルマガをご覧になっている皆さまならすぐにお気付きですね。
そのとおり、蛇行調整です。
ベルトコンベヤは、さまざまなものを運べるといった長所があるのに対し、
短所としてベルトの蛇行調整やベルト交換の工数が発生します。
そこで、今回はベルトコンベヤの蛇行(※1)について
考えてみましょう。
まずは蛇行の原因をチェックし、
ミスミコンベヤの蛇行調整の方法を紹介していきます。
※1 ベルトの蛇行とはベルト幅方向に揺れながら走行することの他に、片側に寄って走行する片寄りのことも言います。
ここではその片寄り走行のことを言いますが、片寄りというよりも、一般的に言われている蛇行という言葉で説明していきます。
まず、蛇行原因としてコンベヤ本体のチェック表からチェックしてみましょう。
コンベヤ本体のチェック表
フレームの曲り | フレームの曲り、ねじれなどがあるか |
---|---|
プーリホルダの変形 | 左右のプーリホルダが変形していないか |
プーリのごみ付着 | 駆動プーリ、アイドラプーリの表面にゴミなどが付着していないか |
もし上記のどれかに問題がある場合、まずは部品の清掃・交換をしてください。
これらのチェックで特に問題がないにもかかわらず、ベルトが蛇行していれば、原因は以下の2点(図2,3)が考えられます。
図1 蛇行が発生しない場合(通常時)
図2 コンベヤ使用中に偏荷重などでベルトの
幅方向の両端長さが異なってきた場合
ベルトの幅方向の両端長さが異なると
①の青矢印と②の短い方(黒矢印)にずれる
図3 プーリが斜めになっている場合
プーリが①の赤矢印方向に傾いていると
ベルトは②の白矢印方向にずれる
原因は図2,3とありますが、どちらも蛇行調整方法はプーリの傾きを調整することになります。
以下に具体的な蛇行調整方法を述べます。
① コンベヤテール部のプーリホルダの固定ねじ左右各4本を緩めます。
② ベルトの張り具合(※2)を確かめます。
張り具合が緩い場合 | |
---|---|
ベルトが寄っている側のローラのねじを 時計周りに回す(ベルトを張る方向) |
ベルトは調整側から離れていく方向 (図5の矢印②側)にずれていく |
張り具合が強い場合 | |
ベルトが寄っていない側のローラのねじを 反時計周りに回す(ベルトを緩める方向) |
ベルトは調整側から近づく方向 (図5の矢印②と反対側)にずれていく |
なお、蛇行調整後はベルトの張り具合に十分注意してください。
ベルトを張りが強すぎるとベルトの破損、装置の寿命低下につながります。
ベルトの張りが緩すぎるとベルトとプーリ間に滑りが発生し、最悪ベルトが停止します。
※ベルトとアイドラローラに巻き込まれないように十分注意の上、作業してください。
蛇行調整の図をご覧ください。(例としてSVKAをモデルにしています)
図4 蛇行調整1
図5 蛇行調整2
注:型式によっては調整方法が異なるので取扱説明書を参照してください。
① テンション調整用ねじ固定用ナットを緩めます。
② ベルトの張り具合(※2)を確かめます。
張り具合が緩い場合 | |
---|---|
ベルトの寄っていない側の テンション調整用ねじを時計回りに回す (ベルトを張る方向) |
ベルトは調整側から近づく方向 (図6の矢印②側)にずれていく |
張り具合が強い場合 | |
ベルトの寄っていない側の テンション調整用ねじを反時計回りに回す (ベルトを緩める方向) |
ベルトは調整側から離れていく方向 (図6の矢印②と反対側)にずれていく |
また、反対側のねじを調整する場合も同じ動きを示します。
ベルトの張り具合を確かめながら左右どちらかのテンション調整用ねじで調整してください。
※テンション調整用ねじ操作時、ベルトに巻き込まれないように十分に注意の上、作業してください。
蛇行調整の図をご覧ください。(例としてSVKNをモデルにしています)
図6 蛇行調整3
注意:機種により回転方向が逆の場合がありますので、調整しながら確認してください。
以上が蛇行調整方法ですが、蛇行調整はコンベヤを動作させながら少しずつ調整するのが蛇行調整のポイントです。
また少しベルトを走行させたのち(約1時間後)、ベルトが蛇行していないか再度調整することをお薦めします。
ミスミでも出荷前に同様の確認を行っております。
また、ベルトの張り過ぎも蛇行の原因の一つです。モータやプーリ等の寿命低下にもつながるので注意してください。
上記は桟無しベルトの場合ですが、桟付きベルトの場合は桟がプーリに乗りあがらないように調整してください。
図7 桟付きベルトがプーリに乗りあげた図
図8 正常な(桟溝に入っている)ときの図
※桟がプーリに乗りあがると、ベルトに過度な張力がかかり破損の原因になります。
※2 ベルトの張り具合について
ベルト張り具合はコンベヤのベルト下面を指で押して(図9参照)、適度な弾力がある程度に調整します。
張りすぎるとベルトや装置の寿命低下の恐れがあります。
ベルトの張り具合は緩めにしたほうが、ベルトや装置の寿命を延ばすことができます。
図9 ベルト張り具合の図
図9はコンベヤを下から見た図です。
ベルトテンションは適度な
弾力がある程度に調整しましょう。
適度なベルトテンション調整でベルトコンベヤを長く使用しましょう。
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