(!)Internet Explorer 11は、2022年6月15日マイクロソフトのサポート終了にともない、当サイトでは推奨環境の対象外とさせていただきます。

  • 2024/4/21 7:00 ~ 4/22 7:00 の間、サイトメンテナンスのため当サイトの閲覧・ご利用ができません。あらかじめご了承ください。
  • 【ゴールデンウィークの出荷について】出荷停止:5月3日(金)・5月4日(土) 詳しくはこちら

設計・製造現場のためのアルミフレーム総合情報

アルミフレームにパネル・カバーを取り付ける場合に必要な部品の紹介をします。アルミフレームで扉や装置のカバーを作ることができます。

パネル
商品特長・選び方

パネル

パネル

さまざまな材質とその多彩なグレード品から選べます。
mm単位の寸法指定で、1個からご注文可能。
6種類の仕上げ加工 (材質により、対応できかねる加工方法もございます)
作業装置のカバーとして使用されます。

■パネル材質種類

材質 長所 短所 用途
PET アクリルに比べ、4倍の衝撃強度。
燃焼しても有毒ガスの発生なし。
低コスト。加工性も○
- カバー
塩ビ(PVC) 耐薬品性、難燃性が○。
制電タイプの比較では、低コスト。
- カバー
アクリル 透明性、耐候性、加工性が○ 耐衝撃性は×。穴加工は難しい 産業機械カバー、美術品カバー、
美術品ケース、看板など、
屋内外で広く使用
ポリカーボネート 透明樹脂の中では、
最高クラス衝撃強度(アクリルの30倍)、
耐熱性(100℃以下)、耐寒性も○
耐薬品性は×。高価 カバー

ミスミご利用のメリット
13種類の材質とその多彩なグレード品から選べます
mm単位の寸法指定で、1個からご注文可能
6種類の仕上げ加工 (材質により、対応できかねる加工方法もございます)

技術情報

■パネルのクリアランスについて

パネルのサイズを決める上で、接続方法ごとにパネルクリアランスを考慮する必要があります。
取り付け箇所の寸法とまったく同じ寸法でパネルを設計してしまうと、温度の変化等によってパネルのサイズが変化してしまい、
フレームや締結部材と干渉してしまう可能性があります。そこで、フレームとの間に適切な隙間(クリアランス)を作ることが必要となります。

アルミフレームへの取り付け方によって、パネルクリアランスが異なります。

取り付け方法によるパネルクリアランスおよび、パネルサイズ計算方法詳細はこちら

  • フレーム内側のブラケットにパネルを止める方法

    フレームと面一にされたい方向け

    フレーム内側のブラケットにパネルを止める方法

    ブラケット取り付け

  • フレーム溝にパネルはめ込みをする方法

    見栄え重視される方向け

    フレーム溝にパネルはめ込みをする方法

    溝へのはめ込み

  • フレーム内側のブラケットにパネルを止める方法

    フレームと面一にされたい方向け

    フレーム内側のブラケットにパネルを止める方法

    直接取り付け

フェンスネット

フレームキャップ

安全柵などに使用されています。
以下種類のご用意があります。

技術情報

フェンスネットのサイズ計算方法

上下左右とも1mm隙間をとるサイズのフェンスネットをいれています。
例えば、6シリーズの場合は上下左右の溝深さ9mmのうち8mm入れる計算です。

フェンスネットのサイズ計算方法
フェンスネット接続時の注意

フレームの溝にフェンスネットを組み込む際、フェンスネットの溶接している四面をカットして組み込みます。
例えばHFFS8-4040の安全柵は3.6mmの厚さまでのパネル・ネットが入ります。
FENP30は交差する2本のワイヤーが溶接されている箇所は6.4mm厚さになります。
そのため、溶接されている箇所はHFFS8-4040のフレームには入りません。
HFFS8-4040の安全柵にFENP30を入れる場合は、溶接されている箇所をカットする必要があります。

フェンスネット接続時の注意

パネルサポートブラケット

パネルサポートブラケット

パネルを補強したい場合に使用します。
中間に穴を増やしパネルサポートブラケットを取り付けて補強することが可能です。
パネルサポートブラケットはタップ穴加工済みです。

■パネルサポートブラケット種類

パネル
製品名 パネルサポートブラケット パネルクランプ
ブラケット
樹脂タイプ アルミタイプ 長さ指定
アルミロングタイプ
スチール
ステンレスタイプ
画像 樹脂タイプ アルミタイプ 長さ指定アルミロングタイプ スチールステンレスタイプ パネルクランプブラケット
使用例 使用例:樹脂タイプ 使用例:アルミタイプ 使用例:長さ指定アルミロングタイプ 使用例:スチールステンレスタイプ 使用例:パネルクランプブラケット
説明

T型止め部をフレームの溝に入れ90度回すだけで手軽に取り付けできます。パネルの厚さ3mm・5mmの両方に対応します。

ボルト・ナットを使ってフレームに固定をするアルミタイプのパネルサポートブラケットです。

フレームとパネルの間の隙間をうめることができます。補強の用途にもご使用いただけます。

スチール・ステンレスタイプのパネルサポートブラケットです。

T型止め部をフレームの溝に入れ90度回すだけで手軽に取り付けできます。パネルの厚さ3mm・5mmの両方に対応します。パネルに穴加工不要。

パネルクランプ

パネルクランプ

パネルを取り付ける際にフレーム溝に挿入して使用します。
ジョイントブラケット接続にのみ対応しています。

■製品種類

パネルクランプ エコノミーパネルクランプ 後入れパネルホールド・クランプ(セットで使用) 溝カバー樹脂ソフト
パネルホールド クランプ
パネルクランプ エコノミーパネルクランプ パネルホールド クランプ 溝カバー樹脂ソフト
EPDMゴム、
オレフィン系エラストマー
PVCポリ塩化ビニル アルミ EPDMゴム ポリエチレン

技術情報

使い方

パネルクランプ

隙間にパネルクランプを挿入します。

・パネルクランプはカッターで
切断できます。

後入れパネルホールド

  • ①フレーム溝部にパネルホールドを挿入します。
  • ②パネルホールドの上にパネルを挿入します。
  • ③隙間にパネルホールド用クランプを挿入します。

・フレーム組み立て後にパネルを取り付けできます。
・フレームをばらさずにパネル交換が可能です。

パネルクランプ

長さ:①フレーム内側縦ー1mm、②フレーム内側横ー17mm(コーナー部45度カットをする場合はー1mm)
厚さ:フレームの溝幅からパネルの厚さを引いた厚みのパネルクランプをご選定ください。以下図を参照。
追加工:コーナー部分45度カット(ご自身でハサミ等でカットいただくことも可能です。)

パネルクランプ

■アルミフレームとパネルの厚さより、パネルクランプの型番を選定する

シリーズ 溝幅 パネルの厚さ
1mm 3mm 5mm 8mm
5 6mm 物理的に入らない
6 8mm 溝幅8mmでパネルクランプ不要
8 10mm -

標準品はないが
パネルクランプを
伸ばしながら入れても可

8-45 10mm -
代表型番 材質 耐熱温度(℃)
HSCP3H EDPMゴム -40~+120
HSCPF3H ライトグレー オレフィン系エストラマー -20~+80
NSCP3H ライトグレー PVC ポリ塩化ビニル -25~+80
後入れパネルホールド・クランプ

パネルクランプの代わりに後入れパネルホールドとパネルホールド用クランプをご使用いただくと、
フレーム組み立て後にパネルを取り付けることができます。

パネルクランプ

■使用ジョイント別寸法表

パネルクランプ
溝カバー樹脂ソフト

溝カバー樹脂ソフトは反対側にして溝内部に挿入することによりプレート・パネルを入れることができます。

パネルクランプ