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ウレタンスプリング一覧

ウレタンの物性と特長

項目 高荷重用ウレタン 高タワミ用発泡
ウレタン
(ポーラス)
低反発ウレタン
Hタイプ Mタイプ Sタイプ Lタイプ エコノミータイプ
硬度
(ショアA)
95 90 80 70 90 発泡ウレタンの為表記不可 70
型式 TUSUSUSN EXQXEST
ESBTESU
ESUBAEEL
LACAXCX
AZAZXUT
UTHUDUDH
AELAECE
AEXCEX
PAPLA ANLANCNN
ANXCNXAZN
AZNXUTN
UDN
引張強さ
(N/cm2
{kgf/cm2}
4511{460} 4462{455} 2941{300} 3138{320} 2452{250} 490{50} 1176{120}
伸び(%) 450 550 500 650 540 250 250
300%モジュラス
(N/cm2
{kgf/cm2}
1755{179} 1304{133} 931{95} 372{38} 1225{125}
反発弾性
(%)
23 28 56 51 42 50 6
引裂強度
(N/cm2
{kgf/cm2}
1206{123} 1147{117} 539{55} 451{46} 686{70} 294{30} 343{35}
比重 1.28 1.27 1.26 1.16 1.02
永久歪
(%)*
26 24 27 25 27 25 1
使用環境温度(℃) −20~+70 −5~+80 −20~+70
溶融温度
(℃)
220 200 180 230~250 200
脆化温度
(℃)
−70 −60 −45 −70 −50
発火点(℃) 500 450 400

耐候性 各タイプとも耐候性は良好、一般ゴムより優れています。
耐水性 水が少々かかっている程度であれば使用可能。(常時水に浸かる状態での使用は不可)
耐油性 少量の切削油等がかかる程度であれば使用可能。(常時油に浸かる状態での使用は不可)
変色 紫外線(日光を含む)を受けると変色しますが使用上問題ありません。高タワミ用発泡ウレタンの変色は他のタイプに比較して大きくなります。
特長 ・耐荷重性が最大で、より良い輪郭の成形が可能です。
・タワミ量が少ないため、簡単な成形に限定されます。
H・Sタイプの中間の物性で、汎用性があります。 耐荷重性は低いですが、タワミ量が多いためより深い成形が可能です。 普通ゴムと同等の硬度ですが、耐摩耗性、機械的強度に優れています。 Mタイプより耐荷重性、耐久性(永久歪み)はやや劣りますが、低価格化したものです。 ・高タワミ(最大40%)高荷重を兼用します。
・Mタイプと同タワミでも横への膨らみは1/2程度です。
・発泡ウレタンのため放熱性も良好です。
圧縮永久歪みが少なく、衝撃吸収性能に優れており、防振効果を発揮します。
用途
(参考)
薄板ステンレス、2mm前後の鋼板の加工。 アルミ・黄銅等薄板の加工 ・バルジ加工
・浅絞り
・絞り加工
・ゲーリン法
・ホイーロン法
Mタイプより非量産向き。 パッドクッション、カムリターンクッション等に多く使われています。 ・防振
・フィルム等弱い材料の加工

上記データは室温23℃での測定値であり、保証値ではありません。
  *永久歪の測定方法〔JIS K7312〕
   1)70℃×24H 25%圧縮
   2)23℃の試験室で30min放冷
   3)歪測定

ウレタンスプリング・コイルスプリング・ガスクッション比較

◎:優れている ○:普通 △:やや劣る ×:不可

項目 荷重に対するコスト 加工性 高速耐性 荷重安定性 永久歪 初期圧 使用環境温度
ウレタンスプリング
コイルスプリング ×
ガスクッション ×