キーワード検索

ガススプリング

ガススプリングとは

密閉されたシリンダー内に高圧ガス (窒素ガス:不燃性) を封入してあり、 このガスの反力をバネとして使用します。このガススプリングは小型でありながら大きな初期荷重で小さなバネ定数が得られますので、各種機械をはじめ、家具、自動車・OA機器等に広くご利用いただけます。

特長

  • 小型・軽量でありながら、大きなバネ力(反力)が得られます。
  • バネ力(反力)は、長いストロークにわたり、ほぼ一定です。
  • 用途に応じた設計ができ、広範囲に応用できます。

選定について

1.

必要反力(F)は、次の式でお求めください。

 

F=

W×A

−−−

F : 必要反力(最大長時)

W : 扉などの重さ

A : 支点(扉などの蝶番)から重心までの水平距離

B : 支点(扉などの蝶番)からガススプリングの軸線までの垂線の距離

2.

選定するガススプリングの反力は、F×1.1以上にしてください。

3.

必要の反力(F×1.1)がガススプリングの最大長−( )mm時の反力より大きい時は2本以上使用してください。

4.

反力は20℃で設計されています。温度が変化する毎に反発力は増減します。

 

ガス反力は、カタログ上、最大長−10(5)mm時と、最大長−αmm時の2点が記されております。一般的に、ガス反力は比例変化しますので、必要なストローク時の反発力を求めるときは、図3のようにこの2点を直線で結んで、知りたいストロークの箇所を読み、推測してください。

f=内部摺動抵抗値(理論値×0.1)

使用上の注意(GSS・FGSS・HFGSS・FRGSS共通)

  • 使用時・保管時のガススプリングの温度に注意してください。
    (製品温度範囲:GSS・FGSS:−20℃~60℃ / HFGSS:−20℃~80℃ / FRGSS:−30℃~80℃)
  • ガス反力は商品によって若干のばらつきがあります。
  • ガス反力は温度の影響を受け、変化します。
  • 使用環境・回数等により反力が低下する場合があります。必要反力に満たなくなった場合には交換してください。
  • ロッドにさびが生じるような環境や、薬品雰囲気中で保管・使用しないでください。また、ガススプリングを塗装しないでください。
  • シリンダ・ロッドに傷をつけないでください。また、曲げ荷重・ねじれ等の力を加えないでください。
  • ガススプリングを最大長以上に伸ばさないでください。最大ストローク時(圧縮時)でもストロークエンドから10mm程度の余裕が残る範囲でご使用ください。また、急速なスピード(目安として1m/s以上)で伸縮させないでください。
  • GSSタイプは、内部のオイルがゴムシールを保護するように、シリンダ側を上に、ロッド側を下にしてご使用ください。GSS、FRGSSの角度は60度以上傾けない範囲でご使用ください。FGSS・HFGSSタイプは使用角度の制限はありませんが、ロッドを下にしてのご使用を推奨致します。

ガススプリング取付方向自在タイプ(FGSS・FGSB)の特長

取付方向自在タイプガススプリングとは

  1. ガス室C内に窒素ガス(不燃性)が密閉され、フリーピストンを介入してあり、ガスの反力をばねとして使用できます。
  2. ガス室Cはオイル室ABを加圧している為、常に伸び方向に反発力を持っています。従って反発力の大きさはガス室Cの内圧によって定められます。
  3. ロッドが所定の位置より移動する場合AB室のオイルはピストンのオリフィス穴を通過し移動します。
  4. シリンダ内ではロッドの体積変化分をガス室Cの変化により調整しています。

ページトップへ戻る