【精度向上Q&A】
側面切削で加工面精度を改善するには?

エンドミルで側面切削を行う際に、加工面粗度が粗かったり、直角が出ないなどで所定の加工面精度に仕上げるのが難しいのですが、どのような工具を選定しどのような方法で加工すれば良いのですか?

 
加工精度が得られない原因
高剛性な超硬エンドミルであっても、切れ刃長さ、および首下長さ寸法が過度な場合は、切れ刃部の逃げやビビリが発生し、加工精度と工具寿命が低下します。切れ刃部の逃げとは、被削材を加工中に工具先端側がたわむ現象で、加工面は弓状となってしまいます。
別の原因としては、工具の保持剛性と振れ精度が低い場合や、切削条件が最適化されていないなどが考えられます。
高剛性の工具を使用する
剛性が高い工具を使用すれば、切れ刃部の逃げを抑えることができます。
刃長が短く、工具径が大きく、刃数の多い工具が剛性の高い工具です。
多段加工の有効性
短い刃長の工具は高剛性ですが、側面加工時にシャンクが干渉をすることがあります。干渉を避ける為には、工具径よりも首下部が細い工具を使用する必要があります。
そのような工具であれば、Z方向への多段加工が可能になります。また、切削速度や送り速度を高く設定できるので、加工時間の短縮にもつながります。
加工面に段差を残さない方法
切削面の加工スジは、エンドミルの外周切れ刃端が切削中に食い込むために発生する切削痕です。
切れ刃端部にR形状を設ける事により切れ刃端部の食い込みを防ぐことができます。

オススメ商品のご案内

側面の多段加工が可能

TSコート超硬スクエアエンドミル
4枚刃・45°ネジレ/ロングシャンク・ショートタイプ
TSC−LS−HEM4S

商品情報・ご購入
 
  • 刃径よりも首下径が細くなっている4枚刃スクエアエンドミルです。工具干渉を発生させずに高速加工可能です。
    加工筋を抑制する刃部後端のR刃付けタイプを規格追加

側面仕上げ加工用の高精度エンドミル

TSコート超硬スクエアエンドミル
刃先振れ精度5μm以内/高硬度鋼加工用・
多刃・50°ネジレ/レギュラータイプ
TSC−HP−MSXR

商品情報・ご購入
 
  • 高硬度鋼の側面加工には、超々微粒子超硬合金を母材として選定し、50°ネジレ多刃タイプの工具が工具剛性の面において最適です。本商品は刃先振れを5μm以内に抑えた側面仕上げ加工用エンドミルです。

切れ刃端にR形状を設けたアルミ加工用超硬スクエアエンドミル

 
  • アルミ側面の立ち壁加工に最適なロングシャンクタイプの外周刃後端にR形状を施しました。多段加工時の加工スジの防止に最適です。
3枚刃・DLCコートタイプ
DLC−LS−ALHEM3B

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3枚刃・ノンコートタイプ
SEC−LS−ALHEM3B

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