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No.000381 ワーク可否搬送機構

シャッタを使用し、ワーク経路の変更

シャッタを使用し、ワーク経路が変更可能なワーク可否搬送機構

IDEA NOTE 経路選択可能スライドシャッタ

ワークリフタシリンダは一定のストロークでワークを移動させるが、シャッタを昇降させる事で経路を選択することが可能

IDEA NOTE シャッタ上面は排出経路の一部

OK時、NG時共にワークはシャッタの上端に接触しそれぞれの経路へ移るため、その上面はシュートの延長部として機能するよう、角度面取、バリ取りを施し、ワークを傷つけないようにしている

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    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
    また本サイトの各事例ページで記載された部品を組み合わせた場合の品質・正確性・機能・安全性・信頼性等の一切の保証は致しかねますので予めご了承ください。
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    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
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    CADデータに関する留意事項

    1. アセンブリデータは構想設計段階の組立図で、構造を説明するためのものです。従って、詳細な部品形状は、各種設計条件を加味して仕上げられたものではありません。
      データの一部を流用される際は、ご設計中の条件に適合した仕様に編集してください。
    2. ユニットのアセンブリCADデータは、いくつかのサブアセンブリで構成されています。
      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
    3. ※枠で囲われた部分がサブアセンブリ単位

    4. 製作部品は寸法や形状を編集しやすいスケッチ、ヒストリーを心がけて作成しています。
    5. ユニットに使用している他社購入品CADデータは、カタログを参照し、ミスミ監修にてオリジナルで作成しています。

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       サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。

仕様

目的・動作

  • 前工程からローダで投入されたワークをV字型のワーク受けで搬送し、OK品とNG品を仕分けるユニット
  • 1つのリフタユニットでワークを転がして次工程へ受け渡すが、NG品の場合はシャッタが進行を妨げることにより、NGストッカへワークは吐き出される
  • OK品はリフト途中でOK品コンベヤに転がり落ち、次工程へのコンベヤに投入される

環境・操作性

  • ワーク進行方向に2階建て構造でNGワークストッカを配置した例。ワーク進行方向外へNGを排出するスペースがない場合に適用

対象ワーク

  • 形状種類:円柱形状
  • 材質:アルミ
  • 外形寸法:φ25×L74[mm]
  • 質量:0.098[kg]

特徴

動作仕様・寸法

  • 外観寸法:W350×D250×H305[mm]
  • シリンダストローク:100[mm], 50[mm]

主要部品の選定根拠

  • ガイド付シリンダ(水平駆動用)
    • 横荷重による許容回転トルクを満たすシリンダを選定
  • ガイド付シリンダ(昇降用)
    • ワークまたはシャッタ部品を昇降させるために必要な推力を満たすシリンダを選定

設計ポイント

主要部品の計算工程

  • 選定したガイド付シリンダが想定負荷に耐え得ることを検証する
  • ガイド付シリンダφ16[mm]、ストローク100[mm](ワーク受け部)
    • 条件値:
      支持質量:M1=0.350[kg]
      重力加速度:g=9.8[m/s²]
      重心までの距離:L1=0.0423[m]
    • 許容横荷重:W=46[N](カタログ値)
      支持荷重:F1=M1・g=0.350×9.8=3.43[N]
      W=46[N]>3.43[N]=F1 よって、成り立つ
    • 許容回転トルク:T=1.06[N・m](カタログ値)
      回転トルク:T1=M1・g・L1=0.350×9.8×0.0423=0.145[N・m]
      T=1.06[N・m]>0.145[N・m]=T1 よって、成り立つ
  • ガイド付シリンダφ16[mm]、ストローク100[mm](押し上げベース部)
    • 条件値:
      シリンダチューブ内径:d=16[mm]
      負荷率:η=0.5
      供給空気圧力:P=0.4[MPa]
      支持質量:M2=0.396[kg]
    • シリンダ推力:F[N]
      F=η・π・r²・P=0.5×π×(16/2)²×0.4=40.2[N]
    • 荷重:F2=M2・g=0.396×9.8=3.88[N]
      F=40.2[N]>3.88[N]=F2 よって、成り立つ
  • ガイド付シリンダφ16[mm]、ストローク50[mm](スライドシャッタ部)
    • 条件値:
      シリンダチューブ内径:d=16[mm]
      負荷率:η=0.5
      供給空気圧力:P=0.4[MPa]
      支持質量:M3=0.154[kg]
    • シリンダ推力:F3[N]
      F3=η・π・r²・P=0.5×π×(16/2)²×0.4=40.2[N]
    • 荷重:F4=M3・g=0.154×9.8=1.51[N]
      F3=40.2[N]>1.51[N]=F4 よって、成り立つ

構造の作り込みと設計の勘所

  • 転がり排出でワークを持ち上げるだけでは一経路にしか搬送できないが、可動式シャッタを用いることで二経路に搬送を意図
  • 斜面を利用したワーク搬送
  • NGストッカでは光電センサで3個目を検知すると表示灯で知らせて、5個目検知で装置を停止する
  • L型仕上げアングルの取付穴を長穴にしてコンベヤ高さに合わせ、角度調整が可能
  • 不良排出シュート薄板にヌキ穴を設け、ガイド部品の取り外しをレールを外すことなく行える

技術計算リンク

  • 検索コード:#UL381

部品リスト

ワーク可否搬送機構 構成部品
No. 部品名 イメージ写真 ミスミ型式
(商品詳細は下記型式をクリック)
数量
1 ガイド付シリンダ ガイド付シリンダ MGCLF16-50 1
2 ガイド付シリンダ ガイド付シリンダ MGCLF16-100 2
3 スピードコントローラ スピードコントローラ SPSNL6-M5 6
4 アンプ内蔵型光電センサ アンプ内蔵型光電センサ MT-STD 2
5 L型アングル L型アングル LASR5-A25-B25-L130 2
6 シリンダ用センサ シリンダ用センサ MD13L1 4
7 シリンダ用センサ シリンダ用センサ ME33L1 2
8 ノックピン ノックピン MSC4-10 3
9 極低頭六角穴付きボルト 極低頭六角穴付きボルト CBSS4-8 4
10 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS3-10 4
11 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS4-10 4
12 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS4-15 4
13 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS5-15 12
14 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS5-20 16
15 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS6-20 12
16 ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト ばね座金・平座金組込六角穴付ボルト SCBS8-20 4
  • 上記の部品リストには、ミスミ部品のみをご案内しております。
    部品リストダウンロード(CSV)では、ミスミ部品以外の他社メーカー品、加工品のリストもダウンロード頂けます。
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    CADデータ利用規定
    1.データの利用目的
    株式会社ミスミ(以下「当社」といいます)が本サイトに掲載するCADデータ(3DCADデータ、3DCAD中間データおよび2DCADデータをいいます)は、CADを用いたレイアウト設計において、当社または当社取り扱いメーカーの製品(以下、製品といいます)の干渉・形状等を簡便に確認のためにご利用いただくことを目的として提供しております。
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    2.データの特性
    CADデータのうち、公差・表面の粗さ・面取り等については、実際の製品の形状と異なる場合があります。また、CADデータの容量を軽くし、安定したデータの提供を維持するため、一部の製品につきましては油溝形状やネジ、バネ形状等を省略したデータとなっている場合がございます。あらかじめご了承のうえご利用ください。
    3.免責事項
    当社は、CADデータの作成にあたり十分な注意をしておりますが、上述のデータの特性により、CADデータの正確性を保証するものではありません。また、当社は予告なしにCADデータを変更、追加または削除することがあります。当社は、理由の如何に関わらず、CADデータの利用、変更および削除により生じるいかなる損害に対しても責任を負うものではありません。
    4.著作権
    CADデータに含まれる一切の情報の著作権は、当社または当社取り扱いメーカーに帰属します。当該著作権は、著作権法および国際条約により保護されています。当社の事前の許可を得ることなく、上述の利用目的以外にCADデータを利用(複製、改変、アップロード、掲示、送信、頒布、ライセンス、販売、出版等を含む)することはできません。また、貴社の機械設計以外の目的でのご使用(販売促進等のご使用を含む)はできません。
    上述の利用目的および法令等に違反したCADデータの利用が認められた場合、当社は、利用者に対しCADデータおよび当社のサイトの利用を禁止するほか、法的措置を取る場合があります。
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      サブアセンブリ単位で流用、編集できるように構成することを意図しています。
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